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写真が語る 空襲の恐怖 大阪で特別展(産経新聞)

 一夜で約4千人の命が奪われた米軍による第1次大阪大空襲(昭和20年3月13〜14日)から65年を迎えるのを前に、空襲直後の街の惨状を伝える特別展「焦土大阪−写真で見る大空襲」が11日、大阪市中央区のピースおおさかで始まった。

 当時旧制中学2年生だった中山純雄さん(80)=大阪府河内長野市=が空襲から数日後の大阪・ミナミの繁華街を撮影した写真2枚を含む約100点を展示。必死で持ち出したというカメラで撮った中山さんの写真には、積み重なるがれきの中にかろうじて倒壊を免れた大阪松竹座などが写し出されている。

 兵庫県尼崎市の山谷一雄さん(82)は「当時、大阪のあまりの変わりように愕然(がくぜん)とした。無差別に人や街を奪い尽くす空襲の恐ろしさを写真で思い出した」と話していた。

 大阪では昭和19年12月から20年8月にかけて、約50回にわたって米軍の空襲があり、約1万5千人が死亡、122万人が被災したと推計されている。第1次大阪大空襲では、約270機のB29爆撃機が来襲した。

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